日本宇宙生物科学会「優秀発表賞」受賞!

2014/09/29 21:57 に www2 creator が投稿   [ 2014/09/29 22:05 に更新しました ]
早﨑 沙彩(はやさき さあや)さん 工学府応用化学専攻博士前期課程1
 
       私立筑紫女学園高等学校 2009年卒業  指導教員:跡見 順子先生
 
●参加学会:日本宇宙生物科学会第28回大会
 

テーマ:「細胞の力学応答測定系構築と”Cell to Body Dynamics”評価」 
 
内 容:この研究は、ひとつひとつの細胞が細胞外マトリックスに接着するときに
 
              発揮する牽引力をpNレベル※で定量的に測定することの出来るやわらか
 
      いデバイス作り(有機材料化学科・渡邊敏行研究室との共同研究)とその
 
              細胞応答評価です。人間は宇宙に行くと、重力が無いために足を踏ん張
 
              って立ったり歩いたりすることができず、地上での寝たきりや不活動と同じ
 
      骨密度の減少や筋萎縮が起こります。将来的には国際宇宙ステーションに
 
      ある日本の実験棟「きぼう」の微小重力空間で、細胞が発揮する力を測定
 
       することで、身体を構成している基本単位である細胞と重力との関係を明
 
      らかにし、超高齢社会における健康問題の解決に貢献します。

             ※pNレベル:ピコニュートンレベルの微弱な力
 
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