2012年

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佐野仁思(さの ひとし)君

   工学府生物システム応用科学専攻<荻野賢司研究室>


   博士前期課程2年生・私立麗澤高等学校2007年卒業


テーマ新規有機半導体の創製」


内 容メソゲンジャケット型液晶性高分子を用いた新規高分子有機半導体です。

    この研究が成功すれば、曲がるテレビなどのフレキシブルデバイスへの

    応用が可能になります。

受賞日平成2368日~610日開催
出席者537人、ポスター発表者112人うち受賞者5人)



表彰(学生)

電子情報通信学会SIP学生奨励賞

 東 広志(ひがし ひろし)君は,第26回信号処理シンポジウムにおいて発表した論文「脳波電極間の距離情報を用いた正則化」において,学術・技術的内容および発表方法ともに優秀な発表と認められ,SIP学生奨励賞を受賞しました。
 このシンポジウムは,電子情報通信学会信号処理研究専門委員会が主催するもので,国内の信号処理研究における最大の学術大会です。
 受賞した研究では,脳と外界をつなぐインターフェイスである脳コンピュータ(マシン)インターフェイスの実現に必要な,脳波から人間の思考を識別するための信号処理手法を提案しています.この方法によって,脳波観測における電極の位置情報をうまく利用することが可能になり,脳波からの情報抽出精度が劇的に向上しました.この研究成果により,被験者から脳波を測定する際に,必要なデータの取得を短時間で行うことができるようになるため,脳コンピュータ(マシン)インターフェイスを用いた機器の制御や,効率的なリハビリテーションの実現への貢献が期待されます。

研究室名:田中聡久研究室
出身高校:都城工業高等専門学校H19年卒業

表彰(学生)

第11回プロセスデザイン学生コンテスト 出光興産賞、クレハ賞 受賞

 2012年9月21日に開催された化学工学会第44回秋季大会における「第11回プロセスデザイン学生コンテスト」において,化学システム工学科の4年生3名(西直志 君,甘利俊太朗 君,小出健太郎 君)のチームの発表が優秀と認められ,「出光興産賞」(省資源賞)および「クレハ賞」(サスティナブル賞)を受賞しました.
 化学プラントの設計を行う学生コンテストに授業の延長として出場し、その中で二酸化炭素の排出量を削減するアイデア等が評価され賞を頂きました。

出身高校:熊谷高等学校(西)、桜美林高等学校(甘利)、東京電機大学高等学校(小出)

表彰(学生)

電気学会産業応用部門優秀論文発表賞

 森本和樹君(電気エネルギー変換工学講座(涌井研究室))は,平成24年8月に開催された電気学会産業応用部門大会において、電気学会産業応用部門優秀論文発表賞を受賞しました。工場では携帯電話を運ぶ場合に、通常は、運搬用機械(ステージ)の制御装置を現場の技術者が試行錯誤で調整します。森本君(電気電子工学専攻・涌井研究室)の研究は、この制御装置部分をコンピュータが自動で高速化させる研究(学習制御)です。この研究の成果により工場内での運搬コストを大幅に抑えることが可能となりました。

学科専攻:工学府・博士前期課程2年
研究室名:涌井伸二研究室
出身高校:長野工業高専卒

表彰(学生)

最優秀ポスター賞

 平成24年6月23日から24日にかけて開催された日本土壌微生物学会2012年度大会において、柏毅(連合農学研究科生物生産科学専攻1年、植物病理学研究室所属)が、土壌伝染性病原菌の病原性関連遺伝子に関する研究成果報告を行い、最優秀ポスター賞を受賞しました。
 この研究は、植物病原菌と宿主植物の関係の詳細を分子生物学的視点から明らかにするものであり、今後の研究の発展が期待されます。
 なお、本学会大会の発表者51人のうち、最優秀ポスター賞受賞者は2人です。

学科専攻:大学院連合農学研究科 生物生産科学専攻2年
研究室名:有江力研究室(植物病理学研究室)

表彰(学生)

日本環境教育学会研究・実践奨励賞


2012年(平成24年)8月11日に開催された日本環境教育学会第23回総会において石山雄貴(いしやまゆうき)君(農学府共生持続社会学専攻2年生(環境教育学研究室))が日本環境教育学会研究・実践奨励賞を受賞しました。この研究は、自然災害からの復興過程において不可欠となる住民主体の復興のあり方(人間復興)を商店街再生の取り組みから解明しようとするものです。この研究は東日本大震災の被災地だけでなく、多くの地方都市が抱えているシャッター通り化した商店街の問題を食い止める道筋を示すとともに、地域再生の核をどのように確保していくのかというコミュニティ研究でもあります。

学科専攻:農学府・共生持続社会学専攻2年
研究室名:朝岡幸彦研究室(環境教育学研究室)
出身高校:東邦大学付属東邦高校 2007年卒業

表彰(学生)


2012 IUFRO Conference Division 5 Forest Products Best Poster Award


 平成24年7月8日〜12日にポルトガル国エストリルにて開催された国際会議「2012 IUFRO Conference Division 5 Forest Products」において、Widyanto Dwi Nugroho君(連合農学)研究科博士課程3年、環境資源共生科学専攻 植物資源形成学研究室)が、再生可能な資源として
重要な木質バイオマスの形成メカニズムに関する研究成果によりBest Poster Awardを受賞しました。この研究は、熱帯で生育する成長が早い樹木(早生樹)のアカシアマンギウムの重力応答における幹の組織構造変化について、樹体の傾斜角度の違いが与える影響を明らかに
したもので、木質バイオマスの形成機構を理解する上で重要な細胞分化制御機構に関する知見を得たものです。

学科専攻:連合農学研究科・環境資源共生科学専攻 博士課程3年
研究室名:船田良研究室(植物資源形成学研究室)



表彰(学生)

2012年国際自動車技術会連盟世界大会 優秀論文賞第2位 FISITA World Automotive Congress 2012 Student Congress Best Paper Award 2nd Prize

 平成24年11月27日〜29日開催の国際自動車技術会連盟世界大会において酒井裕一(さかいゆういち)君【工学府博士前期課程2年生(機械システム工学専攻 ポンサトーン研究室)が「歩行者事故防止」の研究成果により優秀論文賞を受賞しました。
 この研究内容は、車載単眼カメラを用いて横断歩道上の歩行者を検出し、自動車が歩行者に接近する際に警報をドライバに与える事故防止システムの研究です。このシステムの実現により、低コストの安全装置で社会問題になっている歩行者事故を効果的に防止できるようになります。本学会は、出席者約1,000人、発表者680人うち優秀賞受賞者14人です。

学科専攻:工学府博士前期課程2年生・機械システム工学専攻
研究室名:ポンサトーン・ラクシンチャラーンサク研究室
出身高校:中央大学付属高校2006年卒業

表彰(学生)

2012年国際自動車技術会連盟世界大会 優秀論文賞 FISITA World Automotive Congress 2012 Outstanding Paper Award

 平成24年11月27日〜29日開催の国際自動車技術会連盟世界大会において尹 飛龍(いん ふぇいろん)君【工学府博士後期課程3年生(機械システム工学専攻 永井研究室)が「エコドライブ支援システム」の研究成果により優秀論文賞を受賞しました。
 この研究内容は、エコドライブを実現するために、アクセルペダルに反力発生機構を付加し、触覚的にドライバの足の位置を誘導するシステムの研究です。このシステムの実現により、効果的に正しい速度を誘導でき、渋滞防止ができるようになり、二酸化炭素排出削減につながる。なお、本学会は、出席者約1,000人、発表者680人うち優秀賞受賞者14人です。

学科専攻:工学府博士後期課程3年生・機械システム工学専攻
研究室名:永井正夫研究室
出身高校:中国黒龍江省建三江第一高等学校2003 年卒業、中国清華大学工学部自動車工程学科2007年卒業

表彰(学生)

J-RAIL2012 ショットガンセッション優秀発表賞

 平成24年12月5日〜7日開催の鉄道技術連合シンポジウムにおいて三日月敬郎(みかづき たかお)君【工学府博士前期課程2年生(機械システム工学専攻 鉄道総研連携大学院 佐久間豊研究室)】が,鉄道車両のトンネル突入時に発生する非定常流の研究成果により優秀発表賞を受賞しました。
 この研究では,沿線住民へ及ぼす騒音・振動の低減,また,乗客の乗り心地向上のため,在来型車両のトンネル突入時の流れ場の解明を目的としました。研究の結果,先頭部周りに流れの大きなはく離を伴う角(切妻)型車両の流れ場は,はく離を伴わない丸(流線)型車両とは大きく異なることを定性的に示しました。
 なお,本シンポジウムは毎年,機械学会,電気学会,土木学会と3学会持ち回りで共同開催される鉄道に関する日本最大の大会です。本賞の対象発表者は13組であり,その中から本1組のみが選出されました。

学科専攻:工学府博士前期課程2年生・機械システム工学専攻
研究室名:佐久間豊研究室(鉄道総研連携大学院)
出身高校:都立工業高等専門学校 卒業

表彰(学生)

Best Collaboration Award

 平成24年12月14-18日開催のThe First International Education Forum on Environment and Energy Scienceにおいて笹森萌奈美(ささもりもなみ)君 工学府博士前期課程1年生(機械システム工学専攻 岩本研究室)がBest Collaboration Awardを受賞しました。
 本フォーラムは環境とエネルギーの両分野において高度な専門性を有し,時空間的にその形態を変えていく問題を複眼的視点から判断できる俯瞰力,的確かつ迅速な自立的課題抽出・解決力,及び国際的リーダーシップ力を兼ね備え,イノベーションを索引できる人材を養成することを目的としており,そのフォーラムにおいて表彰されました。
 発表者約120人、発表グループ40グループのうち受賞グループは5グループです。

学科専攻:工学府博士前期課程1年・機械システム工学専攻
研究室名:岩本薫研究室
出身高校:私立 東京農業大学第一高校 2007年卒

表彰(学生)

日本生体医工学会関東支部若手研究者発表会にて 優秀論文発表賞

 平成24年11月17日開催の日本生体医工学会関東支部若手研究者発表会において 入澤 佐智恵(いりさわ さちえ)君【生物システム応用科学府博士前期課程1年生(桝田研究室)】が「治療用ロボットシステム」の研究成果により研究奨励賞を受賞しました。
 この研究内容は、低侵襲な超音波治療を精確に効率よく施すために、超音波画像上の治療計画に基づいて、ロボットが把持する治療用デバイスを制御されるシステムを構築し、臨床適用の検証実験を行ったものです。
 なお、本研究会は、出席者約100人、発表者47人のうち優秀賞受賞者6人です。

学科専攻:生物システム応用科学府博士前期課程1年生・生物システム応用科学専攻
研究室名:桝田晃司研究室
出身高校:私立鎌倉女学院高等学校 2008年卒業

表彰(学生)

超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウムにて 研究奨励賞

 平成24年11月13日~15日開催の超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウムにおいて江田 廉(こうだ れん)君【生物システム応用科学府博士後期課程2年生(生物システム応用科学専攻 桝田研究室)が「微小気泡の流体中制御手法の提案」の研究成果により研究奨励賞を受賞しました。 この研究内容は、医療診断に使用されるマイクロバブル(微小気泡)を治療分野にも応用するため、超音波照射によって血流内の気泡を動体制御する研究です。このシステムが実現すれば治療効率の向上や副作用の軽減につながります。
なお、本超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウムは、出席者約 250人、発表者250人のうち奨励賞受賞者9人です。

学科専攻:生物システム応用科学府・生物システム応用科学専攻・博士後期課程2年
研究室名:桝田晃司研究室
出身高校:千葉県立長生高校 2005年卒業

表彰(学生)

日本作物学会講演会優秀発表賞(口頭発表)

 平成24年9月10~11日開催の日本作物学会第234回講演会において杉山知里(すぎやまちさと)君(農学府生物生産科学専攻2年生(植物生産科学))が「強稈性関連形質の遺伝子座の推定」の研究発表により優秀発表賞を受賞しました。
 この研究内容は、イネの染色体上にある稈を強く倒れにくくする遺伝子の位置を特定し、品種改良に応用する研究です。この遺伝子の特定により、農業現場で問題となっているコシヒカリの倒伏の問題や、バイオマス、子実収量の高いイネを倒れにくく改良できるようになります。
 (受賞した会の発表数及び受賞数:発表数173人、受賞数5人)

学科専攻:農学府・生物生産科学専攻 2年
研究室名:大川泰一郎研究室(植物生産科学)
出身高校:静岡県立富士高等学校2007年卒業

活動(学生)

久米紘一君(農学部・獣医学科 4年)は、平成24年に出場した以下の馬術競技大会において、極めて優れた成績をあげました。

1.第47回オリンピック記念馬術大会・第46回東京障碍飛越選手権 第18競技 第4位入賞 2012年10月14日
2.第33回キャロットステークス 第11競技 日本馬事普及杯中障害D 準優勝 2012年10月21日

 上記2つの馬術競技大会は、大学生だけでなく、乗馬クラブに所属する一般の選手が参加するレベルの高い競技です。近年は、これらの馬術競技大会では、入賞した選手に賞状では無く、入賞リボンが与えらえることが多くなりました。成績と順位については、審判員の署名の入ったジャジペーパーが公表されます。

学科専攻:農学部・獣医学科 4年・馬術部
出身高校:日本大学習志野高等学校 2008年卒業

活動(学生)

宮原志穂璃さん(農学部・生物生産学科 4年)は、平成24年に出場した以下の馬術競技大会において、極めて優れた成績をあげました。

1.ホーストライアルシクーズ プレノービス競技 6位入賞 2012年4 月25日
2.第39回東京都馬術大会 馬場馬術競技第3課目 B優勝 2012年5月20日
3.第58回東京都馬術大会 馬場馬術競技第3課目 B準優勝 2012年9月8日
4.第58回東京都馬術大会 馬場馬術競技カバロチャレンジ 3位入賞 2012年9月9日

上記4つの馬術競技大会は、大学生だけでなく、乗馬クラブに所属する一般の選手が参加するレベルの高い競技です。近年は、これらの馬術競技大会では、入賞した選手に賞状では無く、入賞リボンが与えらえることが多くなりました。成績と順位については、審判員の署名の入ったジャジペーパーが公表されます。

学科専攻:農学部・生物生産学科 4年・馬術部
出身高校:鷗友学園女子高校 2009年卒業

表彰(学生)

The excellent Presentation award (poster)

 西谷知佳君は、平成24年10月に行われたThe Asian Society of Zoo and Wildlife Medicineにおいて、「Relationship between fecal steroids and feed in the red panda (Ailurus fulgens) (レッサーパンダの糞中ステロイドホルモン濃度と餌の関係)」で優秀ポスタープレゼンテーション賞を受賞しました。
 糞中のステロイドホルモン測定は,非侵襲的に動物の生殖機能をモニタリングできることから,動物園動物では広く利用されています。しかし,糞中に排泄されるステロイドホルモンと食物の因果関係について検討した事例はありません。レッサーパンダは,植物食性で,摂取した食物の大部分が未消化状態で糞中に排泄されます。本研究では,餌別に糞を採取することで,レッサーパンダの糞中ステロイドホルモン濃度と餌の関係について解析しました。
 雌では,竹葉,リンゴ,ペレット糞共に繁殖期には,エストラジオール濃度が高く,非繁殖期にはプロジェステロン濃度が高い値を示しました。繁殖期と非繁殖期共にペレット糞のエストラジオール濃度が竹葉糞とリンゴ糞よりも高値を示しました。繁殖期,非繁殖期共に,プロジェステロン濃度は,竹葉糞が最も高く,次いでペレット糞,リンゴ糞の順でした。雄糞では,3種類共に繁殖期が非繁殖期よりもテストステロン濃度が高値を示しました。また,繁殖期と非繁殖期共に、糞中テストステロン濃度は,竹葉糞,ペレット糞,リンゴ糞の順でした。
 本研究の結果から,レッサーパンダでは、3種類の糞中ステロイドホルモン濃度が異なる事実が初めて明らかになりました。この発見は、動物園等で、レッサーパンダを飼育する際に重要な知見を提供するものです。
 (受賞した会の発表数及び受賞数:発表数38人、受賞数5人)

学科専攻:農学部・獣医学科 5年
研究室名:田谷一善研究室
出身高校:金沢大学人間社会学域学校教育学部付属高等学校 2008年卒業

表彰(学生)

優秀発表賞

 平成24年11月29日から30日まで開催された第24回エラストマー討論会の若手口頭発表部門において、久保田有紀(くぼたゆき)君【工学府博士前期課程1年生(応用化学専攻 富永研究室))が「NBR/ポリエーテル電解質ブレンドの海島ナノ相分離構造の解析と帯電防止性の評価」の研究成果により優秀発表賞を受賞しました。本討論会の出席者は約300名、若手口頭発表部門全38名のうち、受賞者は4名でした。
 この研究は、プラスチックやゴム製品に導電性を付与することにより、材料の使用用途を拡大するものです。従来は炭素粉末を充填した導電性複合材料が用いられていますが、本研究では固体高分子電解質のイオン伝導性を利用するため、半導電領域での精密な伝導度の制御が可能になりました。この材料が実現すれば、エレクトロニクス分野において大きく貢献することが期待されます。

学科専攻:工学府博士前期課程1年生(応用化学専攻
研究室名:富永洋一研究室
出身高校:静岡県立清水東高等学校2008年卒業

表彰(学生)

優秀ポスター発表賞

 平成24年8月26日から31日まで開催された第13回高分子電解質国際会議のポスター部門において、北島峻輔(きたじましゅんすけ)君【工学府博士後期課程3年生(応用化学専攻 富永研究室)】が「高圧二酸化炭素中におけるポリエーテル/クレイ複合体の誘電緩和挙動」の研究成果により優秀ポスター発表賞を受賞しました。本会議の出席者は約200名、ポスター発表者全67名のうち、受賞者は5名でした。
 この研究では、リチウムイオン二次電池への応用が期待されるイオン伝導性高分子に対して粘土鉱物を均一に分散させる新しい技術を提案しています。本研究で用いた超臨界二酸化炭素処理技術により、イオン伝導度の改善や異方性の制御が可能になりました。将来的には、高分子材料からなる薄型フィルム電池の実現が期待されています。

学科専攻:工学府博士後期課程3年生・応用化学専攻
研究室名:富永洋一研究室
出身高校:私立茗渓学園高等学校2002年卒業

表彰(学生)

日本昆虫病理研究会 第10回シンポジウム 優秀ポスター賞

 平成24年9月23日開催の日本昆虫病理研究会 第10回シンポジウムにおいて四宮啓登(しのみやひろと)君(農学府生物制御科学専攻2年生(応用遺伝生態学研究室))が「核多角体病ウイルスに対するチャノコカクモンハマキの抵抗性発達とその遺伝様式」の研究成果により優秀ポスター賞を受賞しました。
 この研究では昆虫は、化学農薬だけでなく生物農薬である昆虫ウイルスに対しても抵抗性を獲得するのか?この疑問に応えるために、人為的に昆虫にウイルス接種を繰り返し、ウイルスに対する抵抗性を獲得した昆虫個体群を選抜することに成功しました。さらに、その遺伝様式を交配実験により明らかにしました。
 (受賞した会の発表数及び受賞数:発表数339 人、受賞数10 人)

学科専攻:農学府生物制御科学専攻2年生
研究室名:仲井まどか研究室(応用遺伝生態学研究室)
出身高校:富岡西高校 2007年卒業

表彰(学生)

Society for Invertebrate Pathology (国際無脊椎動物病理学会)ポスター賞

 平成24年8月5日開催のSociety for Invertebrate Pathology (国際無脊椎動物病理学会)ウイルス部門において四宮啓登(しのみやひろと)君(農学府生物制御科学専攻2年生(応用遺伝生態学研究室))が「核多角体病ウイルスに対するチャノコカクモンハマキの抵抗性発達とその遺伝様式」の研究成果により優秀ポスター賞を受賞しました。 この研究では昆虫は、化学農薬だけでなく生物農薬である昆虫ウイルスに対しても抵抗性を獲得するのか?この疑問に応えるために、人為的に昆虫にウイルス接種を繰り返し、ウイルスに対する抵抗性を獲得した昆虫個体群を選抜することに成功しました。さらに、その遺伝様式を交配実験により明らかにしました。
 (受賞した会の発表数及び受賞数:発表数 339人、受賞数 10人)

学科専攻:農学府生物制御科学専攻2年生
研究室名:仲井まどか研究室(応用遺伝生態学研究室)
出身高校:富岡西高校 2007年卒業

表彰(学生)

日本光学会Optics & Photonics Japan 2012 ベストプレゼンテーション賞

 平成24 年10 月23日-25日開催の日本光学会年次学術講演会Optics & Photonics Japan2012において吉田洸平(よしだこうへい)君【生物システム応用科学府博士前期課程2年生(生物システム応用科学専攻 岩井研究室)が「GPU計算ホログラムを使用した自動配列光ピンセット」の研究成果の発表によりベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
研究内容は、GPUを用いて高速に計算した計算機ホログラムと液晶空間光変調器を組合わせてレーザ光の位相を制御することによって、複数のレーザビームを顕微環境で同時並列に発生させることを可能にしました。このことによって、5ミクロン~20ミクロンの複数の細胞を同時に空間的に配列させるシステムの構築を行いました。(URL:http://opt-j.com/opj2012/2012/10/ 8opj.html) 本OPJ2012は、出席者約556人、発表者286人うち優秀賞受賞者5人です。

学科専攻:生物システム応用科学府・BASE専攻・博士前期課程2年
研究室名:岩井俊昭研究室
出身高校:東京工業高等専門学校 電気工学科 2009年卒業

表彰(学生)

公益社団法人日本生物工学会 第1回生物工学学生優秀賞(飛翔賞)

 セーボレー那沙(せーぼれーなさ)君【工学府博士後期課程1年生(生命工学専攻ナノ生命工学/池袋研究室)は、日本生物工学会の第1回生物工学学生優秀賞(飛翔賞)を受 賞しました。同賞は、博士後期課程に進学して優れた研究業績を上げることが期待される学生会員に授与されるもので、生物工学会の各支部から1名ずつ推薦された計6名の学生会員の1 人として受賞しました。
 受賞対象の研究題目は、「バイオセンサ構築に向けた病原性細菌結合アプタマーの開発」です。この研究は、分子認識能をもつ核酸分子 (アプタマー)を使った診断用バイオセンサの開発を目的としています。この研究の達成により、従来数日かかっていた細菌検査を数時間でできるようになると期待されます。
 (有害な微生物を見分ける分子認識素子を作り出しました。診断への応用が期待されます。)

学科専攻:学府博士後期課程1年生・生命工学専攻
研究室名:池袋一典研究室
出身高校:都立国際高校2006年卒業

表彰(学生)

第55回 自動制御連合講演会 優秀発表賞

 平成24年11月17-18日開催の第55回 自動制御連合講演会において,大久保 信哉(おおくぼ しんや)君【工学府博士前期課程2年生(電気電子工学専攻電気エネルギー変換工学 涌井研究室)】が「5軸能動形磁気軸受に対する不釣り合い振動制御」の研究成果により優秀発表賞を受賞しました.
 この研究では,電磁力で回転体を支える軸受(磁気軸受)に発生する振動を,電子制御によって抑制する手法を提案いたしました.半導体製造装置や発電プラント等に欠かせない磁気軸受の振動を抑制することで,装置の高精度・高効率化が実現可能です.
 (モータの回転軸を磁気浮上により支える装置(磁気軸受)の研究です.磁気軸受の使用により,例えば発電施設の省電力化を実現します.)
 なお,第55回 自動制御連合講演会は,発表者437人のうち優秀発表賞受賞者10人です.

学科専攻:工学府博士前期課程・電気電子工学専攻 2年生
研究室名:涌井伸二研究室
出身高校:鈴鹿工業高等専門学校 電子情報工学科 2009年卒業

表彰(学生)

新潟県 十日町市ビジネスコンテスト最優秀賞

 平成24年12月15日開催の新潟県十日町市ビジネスコンテスト本選会において本学の学生で構成されたチーム「High FIVE」の提案したビジネスプラン「Collect十日町 カタログ革命~十日町の魅力大集合~」が最優秀賞を受賞しました。
 このビジネスプランは、十日町出身者,在住者をネットワーク化し、デザイン性が高い商品や、十日町でしか作れない、体験できない十日町の“いいもの”を揃えた「ふるさと密着型」のカタログギフトを制作し、ブランド化、低価格の2つの戦略で全国展開し、十日町を全国ブレイクさせるプランです。
 過去の、十日町ビジネスコンテストの最優秀賞受賞は新潟の学生でしたが、今回、本学の学生がはじめて東京の学生で最優秀賞を受賞することができました。
 なお、十日町ビジネスコンテストは、書類審査の応募件数は、新潟が9件、東京が11件の合計20件で、そのうち最優秀賞は、1組です。

 メンバー構成は、以下の通りです。
・高橋博明(工学部化学システム工学科4年、私立城北埼玉高校 平成20年3月卒業)
・杉山弘美(工学部化学システム工学科4年、私立武田高等学校 平成20年3月卒業)
・小出健太郎(工学部化学システム工学科4年、私立東京電機大学高等学校平成20年3月卒業)
・二上拓真(農学部地域生態システム学科、県立宮崎大宮高等学校 平成23年3月卒業)

FM十日町が運営する十日町周辺地域のニュースをお届けする「トオカマチ☆ウェブ」に掲載されました。http://www.oradoko.jp/news/2012/12/topics-20121217-4.html

新聞記載:日経新聞(2012/12/18付)、十日町新聞(2012/12/20付)、新潟日報(2012/12/21付)

指導:山松節男先生、亀山秀雄先生

表彰(学生)

平成24年度 水文・水資源学会 論文奨励賞

 環境資源共生科学専攻のBui Xuan Dung(ぶい しょあん ずん)君は、平成24年9月27日に開催された平成24年度水文・水資源学会総会において、論文奨励賞を受賞しました。ヒノキ人工林における間伐による流出量変化を実証的に検証した研究であり、現在日本の森林政策で中心的に進められている森林間伐が水流出や水資源に及ぼす影響を評価し、これらの政策への科学的根拠を提供する上でも重要である点などが評価されました。また、Bui Xuan Dung君はベトナムからの留学生であり、東南アジア地域における森林管理や水資源管理などを中心とした研究分野における国際的学術交流への貢献なども期待されています。さらに、表彰対象論文の他に、Journal of HydrologyやEchydrologyなどの査読付国際学術誌に2報の論文が掲載されております。

学科専攻:大学院連合農学研究科博士課程3年・環境資源共生科学専攻
研究室名:五味高志研究室

表彰(学生)

関東森林学会 学生優秀論文賞

 平成24年10月26日開催の関東森林学会において平田綾(ひらたあや)君(農学府自然環境保全学専攻2年生)「スギ・ヒノキ中齢林における間伐放置材の分解と養分動態」の研究成果により優秀ポスター賞を受賞しました。
 この研究では、スギ・ヒノキ林で収穫されずに林地に放置された間伐木の間伐後の経過年数や幹サイズなどから解析し間伐後の15年間の分解速度と林床に還元あるいは放置材に蓄積している養分量を明らかにしました。
(受賞した会の発表数及び受賞数:発表数91人、受賞数3人)

学科専攻:農学府・自然環境保全学専攻2年
研究室名:戸田浩人研究室
出身高校:新島学園高校 2007年卒業

表彰(学生)

電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ
平成23年電子デバイス研究会 論文発表奨励賞

 平成24 年2月7日から8日、北海道・札幌市・北海道大学で開催された「電子情報通信学会電子デバイス研究会」において、工学府電気電子工学専攻博士前期課程2年(白樫研究室)の須田隆太郎さんが論文発表奨励賞を受賞しました。本研究会には全国から著名な研究者が集い、厳選された17件の研究成果発表の中から選出されました。本論文は走査型プローブ顕微鏡(SPM)を用いて量子ポイントコンタクト(QPC)と呼ばれる原子数個分の接点を有する極微細な金属細線構造(チャネル)を簡便に作製する研究であり、本研究の成果により、ナノスケールデバイス作製技術の発展の一助になるものと期待されます。

学科専攻:工学府電気電子工学専攻博士前期課程2年
研究室名:白樫淳一研究室
出身高校:都立南多摩高校2007年卒業

表彰(学生)

日本環境教育学会第8回研究・実践奨励賞

 日本環境教育学会が優れた若手研究者・実践家を対象として「研究・実践奨励賞」を与えており、酒井佑輔君は2012年度の優れた若手研究者として研究を高く評価されました。この研究は、食と農をめぐる環境教育研究において農民を学習主体として位置づける意義と、農民が学習主体として不可視化される要員としての「労働」概念について明らかにしました。
 なお、本学会は、出席者約400人、対象発表者26人うち優秀賞受賞者6人です。

学科専攻:大学院連合農学研究科・博士課程1年・農林共生社会科学専攻
研究室名:朝岡幸彦研究室

表彰(学生)

第6回日本ゲノム微生物学会優秀発表賞

 平成24年3月10日〜12日の間、立教大学で開催された第6回日本ゲノム微生物学会のポスター発表部門において林宏恵(はやし ひろえ)さん【連合農学研究科博士課程2年生(応用生命化学専攻・久留主研究室:茨城大学)】が「非コードDNA領域単独によるプラスミド分配システムの解析」の研究成果により優秀発表賞を受賞しました。
 この研究内容は、核外染色体であるプラスミドDNAの細胞遺伝に関する研究で、これまでプラスミド上にコードされるタンパク質性の遺伝子が関与する分配遺伝システムが報告されてきたが,本発表で蛋白質をコードしないDNA領域が単独で関与する全く新しい分配機能を発見したものです。
 なお、第6回日本ゲノム微生物学会の参加者は約400名で、ポスター発表演者数は149題で、うち優秀発表賞受賞者は8人です(http://www.sgmj.org/index.php/)。

学科専攻:大学院連合農学研究科・博士課程2年・応用生命科学専攻
研究室名:久留主泰朗研究室(茨城大学)
出身高校:福島県立原町高校2005年3月卒業

表彰(学生)

日本動物行動学会第31回大会 ポスター賞

 日本動物行動学会第31回大会において、高田守君は「ヨツボシモンシデムシにおける非同調孵化の適応的意義」のポスター発表でポスター賞を受賞しました。簡単に説明すると「亜社会性昆虫ヨツボシモンシデムシ」を用いて、孵化のパターン(非同調孵化パターン)が子の生存・成長に与える影響について調査を行なっています。その結果、孵化が非同調になることによって、子の生存率は向上しますが、成長速度は低下することを明らかにしました。
 日本動物行動学会は、1982年に設立された動物行動に関する学会です。ノーベル賞を受賞したローレンツやティンバーゲンが発展させたエソロジーの伝統を踏まえつつ、行動生態学、生理学、動物社会学、心理学、遺伝学、進化学、数理生物学など、動物の行動に関するあらゆる分野に開かれた学会です。

学科専攻:大学院連合農学研究科・博士課程3年・生物生産科学専攻
研究室名:普後一研究室

表彰(学生)

Travel award for Poster and oral presentation in 22th IPVS

 石関紗代子君は、22th International Pig Veterinary Society Congress(国際養豚獣医学会)で発表したポスターが優秀となり、旅費を免除する賞に選ばれました。なお本国際学会は出席者数2500人、発表者1500人のうちの優秀者は5人です。
 農業新聞(平成24年2月26日に獣医師・養豚経営コンサルタントとして「開花宣言」で紹介されています。

学科専攻:大学院連合農学研究科・博士課程2年・生物生産科学専攻
研究室名:足立吉數研究室
出身高校:群馬県立高崎女子高等学校 平成2000年卒業

表彰(学生)

大気環境学会論文賞(若手・学生部門)

 島田幸治郎君は、大気環境学会において「東アジアから輸送される汚染大気中の炭素質エアロゾルの変動と発生源推定」を発表し、大気環境学会論文賞(若手・学生部門)を受賞しました。東アジアから輸送される炭素質エアロゾルとその関連成分について、沖縄北端の辺戸岬に設置されているステーションにおいて長期観測を行い、季節変化の把握や発生源の推定を行いました。炭素質エアロゾルは、大気汚染や地球温暖化にも係わる重要な物質ですが、本論文では春季の高濃度、夏季の低濃度から大陸に由来する輸送を明らかにし、黒色炭素と有機炭素の濃度比や後方流跡線解析などから発生源や反応の影響を明らかにしました。

学科専攻:大学院連合農学研究科・博士課程3年・環境資源共生科学専攻
研究室名:畠山史郎研究室

表彰(学生)

Best Poster Presentation

 平成24年11月26-30日開催のInternational Conference on Bear Research and Management(国際クマ会議)において中島亜美(なかじまあみ)さん(連大3年生)が「Seasonal change in foraging strategy of Asian black bears revealed by ecological and physiological factors.(生態的および生理的な要因からみたツキノワグマの採食戦略の季節変化)」の研究成果により最優秀ポスター賞を受賞しました。この研究内容は、不明な部分の多いツキノワグマの採食生態に焦点を当てた研究で、本研究の成果によりツキノワグマの生態解明がより一層促進され、人間活動との軋轢回避に向けた効率的な対策の検討に大きく寄与することが期待されます。
(受賞した会の発表数及び受賞数:発表数150人、受賞数3人)

学科専攻:大学院連合農学研究科・環境資源共生科学専攻3年
研究室名:小池伸介研究室
出身高校:私立中央大学附属高校2004年卒

表彰(学生)

IPC2012 Young Scientist Poster Award

 平成24年12月11-14日開催の国際学会【The 9th SPSJ International Polymer Conference(IPC2012)】のポスター発表部門において、工藤啓紀(くどうひろき)君(工学府博士前期課程2年生(応用化学専攻:重原研究室))が「生体高分子と合成高分子の複合材料」の研究成果によりポスター賞を受賞しました。 本研究のテーマは、細胞骨格タンパク質「微小管」の自己組織化現象を利用し、温度に応じてゾル-ゲル転移を示す新たな刺激応答性材料の創製です。この材料は生体の温度(37 ℃)でゲル化し、冷やすと(4 ℃)ゾル化する可逆的な転移現象を発現します。
 なお、本学会は、出席者約900人、授賞対象者300人のうちポスター賞受賞者34人です。

学科専攻:工学府博士前期課程2年生
研究室名:重原研究室(応用化学専攻)
出身高校:岩手県立盛岡第三高校2007年卒業

表彰(学生)

国際会議International Green Catalysis Symposium ポスター賞

 廣井結希君は、2012年3月9日、レンヌ第一大学(フランス)に於いて開催された国際会議「グリーン触媒反応国際ジンポジウム」で、「ルテニウム(0)錯体による置換 オレフィンの化学、位置及び立体選択的共二量化反応」についてのポスター発表を行い、ポスター賞を受賞しました。
 廃棄物を全く出さずに選択的に炭素-炭素結合を構築する新しい触媒反応の研究を発表しました。

学科専攻:博士後期課程応用化学専攻1年
研究室名:平野雅文研究室(分子触媒化学研究室)
出身高校:都立北多摩高校卒

表彰(学生)

電子情報通信学会東京支部学生奨励賞

 平成24年3月3日開催の電子情報通信学会東京支部学生会の研究発表会で、井上幹也君【工学府博士前期課程1年生(電気電子工学専攻基礎電気システム工学 田中洋介研究室)】が、東京支部学生奨励賞を受賞しました。井上君の発表は、「LN位相変調器を用いた簡易型インライン偏波位相ダイバーシティ」というものです。これは、現在の100倍以上の速さのインターネットが実現する高速光通信や、10億分の1メートルの変化がわかる高精度光ファイバセンサへの貢献が期待される技術です。本発表では、研究内容に加え、井上君の発表態度が評価され、受賞に至りました。なお、研究発表会の出席者は約300人で、発表者240人うち20人が受賞しました。

学科専攻:工学府博士前期課程1年(電気電子工学専攻)
研究室名:田中洋介研究室
出身高校:県立千葉高校2007年卒業

表彰(学生)

超音波シンポジウム奨励賞

 平成23年11月8日開催のSymposium on Ultrasonic Electronics (USE2011)において大野奈津美(おおのなつみ)さん【学府博士前期課程2年生(物理システム工学専攻 生嶋研究室)が「新規の超音波測定法の提案」の研究成果により若手奨励賞を受賞しました。
 この研究内容は、超音波によって誘起される電磁気信号を検出してそれを画像化する研究です。超音波は物体や人体内部の非侵襲検査に広く使われますが、通常、傷や異物を発見することに用いられます。本測定技術の実現により、傷や異物ばかりでなく、その電気・磁気的な性質を検出することができ、新しい非破壊検査や医療診断の方法を提供できるようになります。
なお、USE2011は、出席者約470人、発表者293人うち奨励賞10人です。

学科専攻:工学府・博士前期課程2年(物理システム工学専攻)
研究室名:生嶋健司研究室
出身高校:都立南多摩高等学校2007年卒

活動(学生)

農工女子会の紹介です。

私たち農工女子会は農工大の卒業生と学生のつながりを強めようと「農工女子カフェ」を開いています!
卒業生とお菓子を食べながら女子ならではの会話を気軽に楽しむことができます。
そして社会で活躍する卒業生と直接交流でき将来の不安を解消できます。
私たちは工学部3年の女子学生5人で活動しています。
内訳は生命工学科、有機材料化学科、電気電子工学科、情報工学科などさまざまです。
自分たちで自由にアイディアを出し合い女子学生の役に立つことが実感でき、とてもやりがいを感じます。
自分たちで社会人と連絡を取り、先生方や生協の方に協力を仰いで、より多くの女子学生に参加してもらえるよう広報まで行います。
ぜひ私たち農工女子会のfacebookページhttps://www.facebook.com/nokojyoshiを チェックしてみてください!

表彰(学生)

「CT像内の肝臓のセグメンテーションのための新しい画像処理アルゴリズムの提案」Best Poster Award 受賞

 平成24年11月16,17日に開催のInternational Forum on Medical Imaging in Asia 2012において、梅津駿(うめつしゅん)君【工学府・博士前期課程(修士)1年生(電気電子工学専攻電子メディア専修医用情報システム工学、清水昭伸研究室)】が、「CT像内の肝臓のセグメンテーションのための新しい画像処理アルゴリズムの提案」の研究成果によりBest Poster Awardを受賞しました。
 この研究では、従来は処理が困難であった大病変により性質が変化したCT像上の肝臓に対して、有効な画像処理アルゴリズムを提案しています。これにより、画像処理による診断支援や治療支援の性能が飛躍的に向上すると期待されます。なお、本国際会議は出席者約200人、ポスター発表92件のうちBest Poster Awardは6件です。

学科専攻:工学府博士前期課程(修士)電気電子工学専攻1年
研究室名:清水昭伸研究室(医用情報システム工学)
出身高校:国立東京工業高等専門学校 2010年3月卒

表彰(学生)

2012年3月の東シナ海上空における長距離越境大気汚染の航空機観測 -イオン成分の分布と変化-

 平成24年9月13日開催の大気慣行学会ポスター部門において、田辺美保(たなべみほ)君【農学部環境資源科学科4年】は、「航空機観測におけるエアロゾルイオン成分分析」の研究成果によりベストポスター賞を受賞しました。ポスター発表98名中、受賞は3名です。
 この研究内容は、平成24年3月に長崎県福江島をベースに東シナ海上空で行った航空機観測において捕集されたエアロゾルのイオン成分を分析し、汚染物質の分布や輸送途上の化学反応プロセスについて解析したものです。

学科専攻:農学部環境資源科学科4年
研究室名:畠山史郎研究室(無機地球化学研究室)
出身高校:渋谷教育学園渋谷中学高等学校高校 平成21年卒業

表彰(学生)

丈夫なプラスチック、液晶、電池などを作る重要な基盤研究で表彰されました。

 平成24年10月30日に開催された The 11th International Symposium on Advanced Technology (ISAT-Special) の B1: Synthetic Organic Chemistry分野(Poster Session)部門において、積木丈寛(つみきたけひろ)君【工学府博士後期課程1年生(応用化学専攻有機材料化学専修】が、「Synthetic reactions and crystal structures of naphthalene compounds containing polycyclic arenecarbonyl groups in peri-positions」により、最優秀ポスター賞(Best Poster Award)を受賞しました。
 この発表内容は、六角形のベンゼン環を数珠つなぎにした「分子」を作り、それがどういう空間的な形をしているか調べるという、有機化学の基礎研究です。
 なお,このThe 11th International Symposium on Advanced Technology (ISAT-Special)は、出席者約800人、発表者全体で205人(B1部門55人)、うちBest Poster Award受賞者は全体で22人(B1部門6人)です。
学科専攻:工学府博士後期課程1年
研究室名:米澤宜行研究室(機能材料プロセス)
出身高校:私立森村学園高等部2007年卒業

表彰(学生)

自動車軽量化を推進するためのコンピュータ解析技術を開発しました。地球環境に優しい自動車開発に貢献します。

 機械システム工学専攻2年の彌永大作(やながだいさく)君は、平成24年11月10日に開催された軽金属学会秋期講演大会において、軽金属論文賞と軽金属論文新人賞の二つの賞を同時受賞しました。
 現在、温室効果ガス削減、低燃費化の観点より自動車軽量化を目的としたアルミニウム合金板のボディパネルへの適用が急速に進んでいます。6000系アルミ ニウム合金板は焼付け硬化性、リサイクル性に優れるものの、従来の軟鋼板に比べて延性に劣るため、プレス成形が難しく産業界において大きな検討課題となっ ています。本研究成果により、アルミニウム合金板のプレス成形シミュレーションの高精度化は、二軸引張試験による適正な異方性降伏関数の選択が重要である ことが明らかにされました。これにより金型設計工程の工期短縮が実現でき、アルミニウム合金板の更なる適用拡大が期待できます。当該論文は、科学技術的、 工業的に大変重要な技術と期待されての受賞であります。また、軽金属学会は多くの自動車、素材、加工メーカーが本学会の会員であるため、本学の知名度向上 に資する所も大きいと考えます。これまでの研究過程で、6000系アルミニウム合金板の材料モデルを決定するために必要となる二軸引張試験法および二軸バ ルジ試験法、異方性塑性理論や異方性降伏関数などの基礎理論、有限要素法を用いたシミュレーション技術などをすべて修得しました。さらに液圧バルジ試験を 行うなど、理論と実験技術の両面に秀でた非常に希有な学生です。特に数学的解析能力が優れております。
研究業績としても、すでに国内学会講演会7件、国際会議2件を発表済みであり、査読付き論文も国内学術誌1報、海外学術誌1報が掲載されています。

学科専攻:機械システム工学専攻修士2年
研究室名:桑原研究室(弾塑性解析)
出身高校:国立東京高等専門学校

表彰(学生)

 博士後期課程機械システム工学専攻1年の三木肇(みきはじめ)君は、平成24年7月5~6日に富山市国際会議場で開催された、日本航空宇宙学会第44回流 体力学講演会/航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム2012において研究発表を行い、「優秀発表賞」を受賞しました。
 超音速旅客機の燃費を良くするために、ジェットエンジンの空気取り入れ口の研究をしています。

学科専攻:博士後期課程1年機械システム工学専攻
研究室:亀田研究室(エネルギーシステム解析)

表彰(学生)

 平成24年9月5日から7日開催の日本液晶学会液晶討論会部門において、長塚裕樹(ながつかゆうき)君【工学部4年(電気電子工学科 飯村研究室)】が「新規な偏光解消素子の提案」の研究成果により、虹彩賞という賞を受賞しました。
 この研究内容は、液晶を用いて、光の偏光状態をランダムにさせるという研究です。例えば、サングラスをかけながらデジタル腕時計を見るとき、時計の数字が 見えなくなってしまう時があります。そういったときにこの素子を使うとそれを解消してくれる効果があります。なお、本日本液晶学会は、発表者約100人う ち虹彩賞受賞者6人です。

学科・専攻:電気電子工学科(電子情報工学専攻)
研究室:飯村研究室
出身高校:さいたま市立浦和高校2009年卒業

表彰(学生)

 中村淳也君は、社会人学生として、光エレクトロニクスに関する深い専門知識を習得すべく勉学に取り組んできた。研究室では、理想的な立体表示技術と言われ るホログラフィーに関する研究を行っている。本研究は、ホログラム表示装置を小型化し、さらに実写映像のリアルタイム取得と表示を実現するものである。将 来の実用化を目指して、熱心に研究を進めてきた。
 2012年7月14日から15日にかけて、京都市にて立体ディスプレイに関する学会3次元画像 コンファレンス2011が開催された。同学会は、1995年から毎年開催されている立体ディスプレイ関係の有数な学会である。中村淳也君は、同学会にて 「解像度変換ホログラム表示モジュールとKinectによる実写ホログラム表示」というタイトルで研究成果を発表し、さらに会場で実機のデモンストレー ションを行った結果、高い評価を得て、同学会において3次元画像コンファレンス優秀論文賞を受賞した。多くの発表の内、同学会において表彰されたのは、同 君らの発表を含め4件のみであり、本受賞は非常に栄誉あることだと言える。

学科・専攻:電気電子工学科(電子情報工学専攻)
研究室:光エレクトロニクス研究室(高木研)
出身高校:新潟県立国際情報高等学校

表彰(学生)

 BASE 生物システム応用科学専攻の株本 憲一郎さんが2011年度計測自動制御学会において、研究奨励賞を受賞しました。(発表時30歳以下の者が対象で推薦された210名の中から10名が受 賞)また、日本ロボット学会第27回研究奨励賞も受賞しました。(推薦された112名の中から9名が受賞)