【質問】 高校二年生の男子です。 ピーマンとパプリカの違いはどこにあるのでしょうか?普段は、色や大きさで区別をつけています。ただ、小さめの緑パプリカとピーマンでは、もはや区別がつきません。 回答をよろしくお願いします。
【回答】 ピーマンはナス科トウガラシ属の植物で、日本ではカプサイシンを多く含み辛味の強いものをトウガラシ、辛味をもたないものをピーマンと呼んでいます。ピーマンは実の形から、シシトウ、シシ型、ベル型に分けられます。パプリカは、ハンガリーで広く栽培されているベル型ピーマンで甘味が強く、大型、肉厚の品種群です。 日本で栽培されている緑色のピーマンは、アメリカから導入されたイスパニア種を改良した小ぶりのシシ型の種類です。両者は形態的に非常によく似ておりますが、日本への導入の歴史、品種が異なっています。最近では、赤や黄色のパプリカに緑色のベル型(ピーマン)が栽培されるようになり、店頭で緑色のパプリカとピーマンが並ぶようになりました。一方、ピーマンもカラーピーマンが出回るようになっています。
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